ブログを始めたいけど、どのようなジャンルを選べば良いの?
今回の記事では、このような悩みを持っている方に向けて、失敗しないブログジャンルの選び方について解説します。
このような人におすすめの記事です。
・ブログを始めようか迷っている人
・ブログのジャンル選びで悩んでいる人
・ブログを始めたけどこのジャンルで良いか不安な人
ジャンルを選ぶ前に知るべきこと
法人サイトなどの競合サイトがたくさんあるなかで、まず知っておくべきことは「個人ブログの強み」です。
個人ブログの強み
・自分の経験や体験を踏まえて、利用者視点で記事を書けること
・instagramやtwiterなどのSNSを使ってファン作りができること
・ネガティブな意見も素直に伝えることができること
・企業では取り組まないニッチなジャンルでも取り組めること
これらの個人ブログの強みを理解して「自分にとって最適なジャンル」を選ぶことができれば、最短で収益をあげられます。
また、良い記事の作成に加えて、SNSをうまく活用することができれば、多くの読者獲得が狙えます。
それでは、ブログで収益化を達成するために重要なポイントと注意点を紹介します。
ジャンル選びのポイント
ブログジャンルを選ぶ際、押さえておくべきポイントを3つを紹介します。
- 市場規模があるか
- 収益化ができるか
- 経験や興味関心があるか
一つずつ解説していきます。
市場規模があるか
ポイントの1つ目は「市場規模があるジャンルか」を確認します。
つまり、「そのジャンルに興味関心がある人がどのくらいいるか」ということです。
市場規模が小さいジャンルは記事を読む人が少なく、収益化が難しくなります。
市場規模を知るためには、取り組もうとしているジャンルの「検索ボリューム」を調べることです。
検索ボリュームとは、Googleなどの検索エンジンでキーワードが「どれだけ検索されたか」を示す数値です。
検索ボリュームが多ければ多いほど、そのジャンルについて、興味関心のある人が多いといえるため、それに比例してある程度の市場規模を把握することが可能です。
検索ボリュームと市場規模の関係
10万以上:非常に大きい
1万~10万:大きい
1000~1万:小さい
1000未満:非常に小さい
収益化ができるか
2つ目は「収益化ができるか」ということです。
ブログでの収益化は、「アフィリエイト」と呼ばれる成果報酬型の広告を利用することが主な手段となります。
また、収益化できるかは、ブログを続けていく上での大きなモチベーションにもなります。
アフィリエイトとは、自分のブログ内で他人や他社商品の紹介をし、ブログ内のリンクから商品の契約・購入がされると、ブロガーに広告料が支払われるという仕組みです。
広告を扱う代理店をASP(Application Service Provider)と呼びます。
ASPに登録することで以下の2点を知ることができます。
・どのような広告=ジャンルで収益化ができるのか
・各広告でどのくらいの収益を得られるのか
選ぶブログジャンルに成約されやすいアフィリエイト案件があるか、事前にチェックすることも大事です。
ASPによっては、SNSアカウントで登録できる会社もあります。
ASP最大手「A8.net」は、登録無料で、ブログを始める前でも広告の内容をチェックできます。
ASPの登録がまだの方は、この機会に登録しておきましょう!
こちらの記事では、その他のおすすめASPを紹介しています!
経験や興味関心があるか
3つ目は選択するジャンルに「経験か興味関心があるか」ということです。
ブログで成果を出すために、最も重要なことは「継続」することです。
収益化ができるまで、少なくとも半年〜1年の時間がかかると言われていますので、その期間の継続は必要不可欠です。
そのため、興味関心のないジャンルを選択すると、ブログを継続することが苦痛に感じてしまいます。
「本職での経験を活かせる」ジャンルや「これから学びたい」ジャンルなど、自分が続けられるジャンルを選択することが重要です。
ジャンル選びの注意点
ブログのジャンル選びのポイントについては、ここまでに説明したとおりです。
ここからは、稼ぐことが目的であれば、避けるべきジャンル・注意点について解説します。
避けるべきジャンル
①YMYLに該当するジャンル(最重要)
②案件数・広告主が少ない
③承認率が低すぎるジャンル
④報酬単価が低すぎるジャンル
なぜこれらのジャンルを避けるべきなのか、1つずつ解説します。
YMYL領域
ブログのジャンル選びの際にもっとも気を付けるべきなのが、「YMYL」ジャンルを選ぶことです。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、Googleの造語です。
お金や健康など、人々の生活や健康に重大な影響を与える領域を指しています。
YMYLジャンルでは、謝った情報が広がってしまうと、重大な被害を与えてしまう可能性があります。
そのため、Googleの検索エンジンは相当厳しい判断基準で記事内容やサイトを評価します。
「医学的情報は医師に監修されたものでないと上位に表示されない」などのように、YMYLに関する情報は、専門的なページしか上位に表示されません。
YMYLのジャンルでは、個人ブログが勝てる確率が相当低いといえます。
信頼性の高い情報を提供できない場合は、YMYL領域のジャンルを選ぶことを避けましょう。
YMYLに該当するのは、主に下記のジャンルです。
YMYLの対象ジャンル(例)
①ニュース、時事問題
国際的な出来事、ビジネス、政治などの重要なトピックに関する情報(エンターテイメントやスポーツなどは含まれない)
②市民の権利、政府、法律
投票、政府機関、公的機関、社会サービス、法的な問題に関する情報
③金融情報
投資、税金、退職後の生活設計、ローン、銀行、保険に関する情報
④ショッピング
オンライン上で商品・サービスの購入や調査に関する情報
⑤健康、安全
医療問題、薬品、病院、緊急時の備えなどに関するアドバイスや情報
⑥人々のグループ
国籍、人種、宗教、性別などに基づいてグループ化された情報
⑦人生の局面に関する情報
フィットネスや栄養、大学、就職などに関する人生の局面に関連する情報
案件数・広告主が少ないジャンル
ブログのジャンルを選ぶ際には、アフィリエイトの案件数や広告主数が多いジャンルを選ぶようにしましょう。
理由は、アフィリエイトの案件は広告主の都合などで、突然終了してしまうことがあるからです。
そのような時に、案件数が少ないと収益化ができなくなってしまいます。
そのため、保険として案件数や広告主数が多いジャンルを選んでおくことが大切です。
また、広告主が多いジャンルのほうが、広告主間での競争があるため、報酬単価が高いという傾向もあります。
承認率が低すぎるジャンル
ASPアフィリエイトは、読者が自分のブログから購入し、成果が発生しただけでは収入になりません。
広告主が成果を承認して初めて、お金が振り込まれます。
そのため、ブログの収益化には、アフィリエイト案件の承認率も疎かにしてはいけません。
報酬単価10,000円 × 成果発生30件 × 承認率30% = 確定報酬90,000円
報酬単価3,500円 × 成果発生30件 × 承認率90% = 確定報酬95,000円
報酬単価が1/3であった場合でも、承認率が高ければ最終的な確定報酬が高くなることもあります。
A8.net(エーハチネット)では、承認率を公開していますので、案件選びの際にチェックするようにしましょう。
承認率の理想は90%以上ですが、最低でも70%以上の案件を選ぶのがおすすめです。
報酬単価が低すぎるジャンル
報酬単価が低すぎるジャンルは、たとえ個数が売れたとしても大きな利益になリません。
ブログにかけた時間が同じ場合でも、利益に大きな差が生まれるため、単価が低すぎるジャンルは避けた方が無難です。
ブログで大きく稼ぐコツは、「いかに高単価商材を売るか」が鍵となります。
報酬単価100円:報酬50,000円=100円 × 500個
報酬単価10,000円:報酬50,000円=10,000円 × 5個
たとえば、50,000円のブログ収益を稼ごうとする場合で比較します。
報酬単価が10,000円の場合、5個商品を売れば到達しますが、報酬単価が100円の場合、500個の商品を売らないといけません。
商品を売る難易度は高単価のものの方が高くなりますが、どんなに安い商品であっても自分に必要ないものは買いません。
ブログのジャンルを選ぶ際には、報酬単価が低すぎないものを選びましょう。
最低でも2,000円~3,000円以上のものが目安となります。
テーマの広げすぎ
避けるべきジャンルではありませんが、
「収益化」を前提にブログを始めたのであれば、テーマを広げすぎることには注意が必要です。
テーマを広げすぎると、複数のテーマに分散された雑記ブログになってしまうからです。
雑記ブログはネタが尽きることがないため、書き続けられるメリットはありますが、専門性がなくなってしまうのでGoogleに評価されにくいブログとなります。
多くても2〜3個程度のジャンルに絞ったブログ作りがおすすめです。
【まとめ】ジャンル選びのポイントを押さえブログを始めよう!
本記事では、ブログジャンル選びの3つのポイントと、5つの注意点をお伝えしました。
重要な部分をおさらいしていきましょう。
ブログのジャンル選びのポイント
・市場規模があるか
・収益化ができるか
・経験や興味関心があるか
ブログのジャンル選びの注意点
・YMYL領域には注意する
・報酬単価が低すぎるジャンルには注意する
・承認率が低すぎるジャンルには注意する
・案件数・広告主が少ないジャンルには注意する
・テーマの広げすぎには注意する
ブログのジャンル選びも大切である一方で、「ブログを始めて続けること」が一番大切です。
途中でジャンル変更もできますので、今気になっているジャンルから始めてみましょう。
こちらの記事でWordpressブログの開設方法を解説していますので、ブログ立ち上げがまだの方はぜひご覧ください!